愛和レディースクリニック・伊丹市・産婦人科

愛和レディースクリニック[伊丹市・産婦人科・婦人科]思春期・更年期相談・漢方相談・不妊相談・子宮がん検診・尿失禁相談・ピル外来・妊婦健診・子宮頸がんワクチンなど女性総合診療クリニック

TEL.072-770-2000,  E-mail.info@aiwa-ladies.com

〒664-0027 伊丹市池尻1丁目204-2イズミヤ昆陽店駐車場北出口前

¶よくある質問

よくある質問を集めました。
各文章をクリックしてください。

クリニックの特色

クリニックの特色を教えてください?

診察について

予約が無くても受診できますか?
受付はどうしたら良いのでしょうか?
内診は必ずあるのでしょうか?
プライバシーは考慮されているのでしょうか?

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思春期外来について

学生が産婦人科を受診するのは恥ずかしいのですが・・・
本人は学校なので、親が相談だけでもしたいのですが・・・

おりもの・性感染症について

最近、おりものが増えて、臭いや色も気になります。病気でしょうか?
クラミジアに感染しているといわれたのですが・・・

生理痛・生理の悩みについて

生理が2.3日で終わってしまいます。このまま様子をみていていいですか?
生理痛がひどくて仕事にいけない時があります。市販薬もあまり効きません。どうしたらよいでしょうか?
生理前になるとイライラしたり、頭痛・吐き気がします。どうしたらよいでしょうか?

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ピルについて

低用量ピルの副効用ってなんですか?
低用量ピルを内服すると太るって聞いたんですが?
低用量ピルを長期に内服しても大丈夫位でしょうか?
低用量ピルで21錠タイプと28錠タイプの違いを教えてください。

不妊治療・検査について

結婚して2年ですがなかなか妊娠に至りません。不妊外来に行きたいのですがどうしたら良いですか?
貴院ではどのような治療をしていただけるのでしょうか?
初診で受診したら、いくらくらいかかりますか?

子宮内膜症について

子宮内膜症とはどのような病気ですか?
子宮内膜症は再発し易いのですか?
チョコレート嚢胞と言われたのですが・・・

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子宮筋腫について

閉経後は子宮筋腫は小さくなるときいたのですが?
子宮筋腫を指摘されたのですが、妊娠への影響は?
子宮筋腫をされ手術を勧められたのですが、手術せずに治す方法はないでしょうか?

卵巣嚢腫について

卵巣嚢腫とはどうようなものなのですか?
妊娠初期ですが、卵巣が腫れていると言われたのですがどうしたらいいでしょうか?

漢方治療について

先生のクリニックでは漢方治療を実施されていますが、なぜ漢方主体に治療されているのですか?
漢方薬はなぜ食前に内服するようになっているのでしょうか?
妊娠中に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?

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女性泌尿器外来について

先生のクリニックは産婦人科ですが、尿失禁も治療していただけるのでしょうか?
30歳の女性ですが、咳をすると尿漏れするのですが?
膀胱炎を内科で治療しても、すぐに再発するのですが・・・
子宮が下がってきているといわれたのですが・・・

更年期障害について

治療にホルモン剤を出来るだけ使いたくないのですが・・・
先生のクリニックの更年期外来の特徴を教えてください。
火照りで悩んでいます。いつまで症状が続くか心配です。

妊婦健診について

分娩は取り扱っていますか?
妊婦健診について教えてください。

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プラセンタ療法について

プラセンタとは何のことですか?
副作用は心配ないのですか?
プラセンタ療法の効果はどのくらい持続しますか?

生活習慣病・栄養指導について

生活習慣病って内科じゃないの?
コレステロールが高いといわれましたが治療しないといけませんか?

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人工妊娠中絶手術について

人工妊娠中絶手術で何か気をつけなければならないことは?
人工妊娠中絶手術に保険はききますか?
初診日当日に人工妊娠中絶手術が出来ますか?
アレルギーがありますが大丈夫位でしょうか?

薬について

薬はどうやってもらえばいいのですか?
ジェネリック医薬品はどんな薬なの?
ジェネリック医薬品の品質はどうなんですか?
どうすれば処方してもらえるの?

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クリニックの特色

クリニックの特色を教えてください?
愛和レディースクリニックの特色は、
すべての女性に温かく心のこもった医療を提供することで、安心して受診していただけるよう心がけています。

何より院長がこだわるのが、わかりやすい説明と十分なインフォームドコンセント
「他院で診察を受けたが、説明がなく不安」とか「自分の状態がどうなっているのかわからない」など診察に対して不安や不満を持っている患者様が多いのに驚きます。

当院では出来るだけ、例えば超音波検査を実施したならモニターに写して説明いたします。また図表を用いて、病気やその方の病状の説明をしてゆきます。
もちろん、それ以外でも(例えば娘のことで・・)お気軽に尋ねていただければ、私のわかる範囲でお答えいたします。

地域の医療機関との密接な連携体制をとっているため、ご希望の医療機関への紹介もスムーズに行います。

そしてなにより大事なのが、こころとからだの両面からサポートしてゆく姿勢です。
相補、代替医療を活用し、女性の体に優しい漢方を最大限に使用して全人的医療を実践してゆきます

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診察について

予約が無くても受診できますか?
もちろん、予約がなくても受診していただけます。
ただ、当クリニックでは、できるだけ待ち時間が少なくなるように電話での予約を受け付けております。
また、再診の場合は、次回の来院日を予約させていただき、できるだけスムーズな診察を心がけています。
産婦人科は、内科や外科と違って診察に2~3倍の時間がかかるといわれております。特に初診の方は時間がたくさん必要になってきますので、初診の方が集中しないように、できるだけ初めて来院される方は予約をお願いいたします。

受付はどうしたら良いのでしょうか?
来院されましたら、受付に保険証をお渡しください。
問診は自動問診機にて入力できるようにしております。内容が直接電子カルテに入力されますので、他の人に見られないので安心です。機械は苦手という方には見開きになった問診表をお渡しいたしますので、問診表をお書きになって受付にお渡しください。診察内容によって、尿検査(妊娠反応検査・尿沈査)があります。

内診は必ずあるのでしょうか?
内診は産婦人科特有の診察方法で、婦人科診察台にあがり診察するスタイルです。
不正性器出血やおりものの異常、卵巣嚢腫、子宮筋腫、妊娠の疑い等の場合には膣の方からの超音波検査が非常に役に立ちます。
ただ、お話だけでよい場合もありますし、最近では経腹超音装置の性能も向上してきておりますから、必ず内診するというわけではありません。
まずゆっくりと自分の症状をお聞かせいただき、その日の診察方法や検査について院長と相談していただいたらいいと思います。そして、納得して頂けましたら、内診をさせていただきます。

どうしても骨盤内の状況を把握しないといけないような状態では、膣からのアプローチがむつかしければ、肛門の方から超音波検査が可能ですので、状況に応じて相談させていただき診察スタイルを決めてゆきます。

プライバシーは考慮されているのでしょうか?
プライバシー保護のため当クリニックでは、お名前でのお呼び出しはいたしておりません。受付で診察券に本日の受付番号を印字いたしますのでご確認くださいませ。
ご不便をおかけいたしますが、ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。私も病院に行ったとき、大きな声でフルネームを呼ばれて恥ずかしい想いをしたことがありますので・・・・
診察まで、ゆっくりとおくろぎください。
また、診察室へのドアは1つですので、内診の有無などはわからないようになっております。

当クリニックドアを入ると、そこは治療の空間と認識しています。待合室で、BGMやヒーリング映像をご覧になり気分をリラックスさせてください。よくあるテレビ番組の放映はいたしておりません。これも治療の一環としてご理解のほどお願い申し上げます。

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思春期外来について

学生が産婦人科を受診するのは恥ずかしいのですが・・・
思春期という時期は、身体の発育・発達、ホルモンの変化など、女性にとっては大きくこころもからだも変化する時期です。そのため、この時期を健康にまた有意義に過ごすことは、後の人間形成においても大きく影響してゆく大事な時期なのです。
多くの思春期の女性は、特に身体の変化・発達に戸惑いを感じ、また精神的にも不安定になります。そういう意味でも、相談にのれる相手が存在することは大切なのです。
当クリニックでは思春期外来を創設し、その成果を学会でも発表した実績と経験のある院長が、最初に優しく丁寧に話を聞き、ご本人の状況を考慮して必要な検査を相談しながら進めていきますので安心して受診なさってください。
最初は母親と一緒に来院されいぇいましたが、、後はご本人だけで来院される学生もおられますのでご安心ください。
本人は学校なので、親が相談だけでもしたいのですが・・・
多くの思春期のお子様をお持ちのご両親、特に同じ女性として先輩である母親がわが娘のことを一番心配されています。いきなり産婦人科受診に抵抗がある方は、まず母親だけでもどうかご相談に来院してください。
ご本人のカルテを作成の上、お話を聞かせていただきます。

しかし、できるだけ正確な診断をするためには、やはりご本人がクリニックを受診されるのが良いと思われます。
また、ご本人が直接専門医の話を聞いたり質問したりすることで、こころとからだに対する正しい知識や自分の健康の大切さを考え直すいい機会になると考えています。
私の経験からは、今の思春期の女性はいろんな情報が氾濫してたくさんのことを聞いたり知っていますが、その情報に戸惑っており正確に自分の身体のことを知りたがっているのです。

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おりもの・性感染症について

最近、おりものが増えて、臭いや色も気になります。病気でしょうか?
おりものの原因は、細菌やウイルス感染、トリコモナスという原虫など様々です。子宮の入り口部分で膣に突出している部分(子宮膣部)が女性ホルモンの作用により、”びらん”となっていることが多くその程度や広さによりおりものの量も変化します。
生理的にも排卵の前後には子宮の入り口部分(頚管)の粘液が増加し、そのために透明で糸をひくようなおりものがみられることがあります。
いずれにつきましても、個人差がありますので、受診をされて子宮膣部の状態の観察や、おりものの培養検査等していただくのがよいと思います。
受診され、1回洗浄しただけでも、おりものの臭いはきにならなくなることも多いですし量も減ってきます。
クラミジアに感染しているといわれたのですが・・・
クラミジアはウイルスによく似た性質をもつ非常に小さな細菌で、人の細胞に入り込み、形を変えながら増殖して感染を引き起こします。
最近は、性感染症の原因菌として注目を集めており、女性における性感染症の症状は帯下(おりもの)の増加、下腹部痛が主なものです。骨盤内の炎症・癒着を惹き起こし、将来不妊や子宮外妊娠の原因になったりすることがありますので、パートナーも含めてしっかりと治療することが必要です。
治療には、クラミジアに対して効果のある抗生物質の内服が必要で、ひどい場合は点滴治療しなければならないこともあります。
妊娠されている方は、治療薬が胎児に影響することは稀といわれておりますが、胎児に対する薬剤の影響が少なくなる妊娠16週以降に治療するといいと思います。
いずれにしても、クラミジア感染症に代表される性感染症は近年増加の傾向を示し、かつ若年齢化していることから、専門医に相談して、治療法などをご相談なさってください。
ひとりで悩まずに、当クリニックでもお気軽に受診していただき院長にご相談くださればよいと存じます。

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生理痛・生理の悩みについて

生理が2.3日で終わってしまいます。このまま様子をみていていいですか?
お話の内容からすると、過少月経の可能性があります。卵巣から女性ホルモンが十分に分泌されているのか調べるために、まず基礎体温を測定されたらいかがでしょうか。
排卵の有無、高温相の有無などを調べます。またホルモン値の検査、子宮・卵巣の超音波検査など、過少月経の原因を調べることは必要と考えます。
また、ホルモンは十分に分泌されているのに少ない場合はストレスによる影響も考えられます
ご自身の身体の状態を把握するためにも、一度受診されることをお勧めいたします。
生理痛がひどくて仕事にいけない時があります。市販薬もあまり効きません。どうしたらよいでしょうか?
生理痛も個人差が大きく一概に言えませんが、子宮内膜症や子宮筋腫が原因である可能性があります。一度、婦人科で検査をされたらいかがでしょうか?
一般的には、あまり薬を飲みたくないとか、頼りたくないということで我慢して、ひどくなってから鎮痛剤を使用する肩もあると思いますが、ひどくなってしまってからでは内服ではなかなか効果が出ません。
わたしは、早めに鎮痛剤を内服することをお薦めしております。
痛みに対しては、鎮痛剤だけではなく、筋肉を弛緩させる作用のある薬剤や、漢方を使用することも考慮してはいかがでしょうか。当クリニックではこれらの薬剤を鎮痛剤と一緒に処方しており、かなり症状が軽減すると言われています。
また、ピルを内服することの副効用として生理痛の軽減がありますので、利用してみてもいいと思います。
まず、痛みを我慢せずにお気軽にご相談ください。
生理前になるとイライラしたり、頭痛・吐き気がします。どうしたらよいでしょうか?
症状からすると、月経前症候群と思われます。以前は月経前緊張症とも言われており、月経周期に伴う女性ホルモンの変化により起こるとされています。月経が始まる前の時期から「イライラ」「怒りっぽい」などの精神症状や、胸のはり、腰痛・頭痛、肩こり、むくみなど身体の変化を伴うものまっであります。ひどくなれば、日常生活に支障をきたすこともあり、特にストレスの多い現代社会では精神症状が強く出ることもあります。
子供をつい怒ってしまったりして、自己嫌悪に陥るケースもあります。
軽症例では、適度な運動や気分転換で改善することもありますが、軽快しない場合には、漢方やホルモン治療、特に精神症状がつよい人には気分を落ち着ける作用のある薬剤を投与することがあります。当クリニックでも、漢方をはじめ、利尿剤や気分を落ち着ける作用のある薬を上手に使って治療してゆきます。

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ピルについて

低用量ピルの副効用ってなんですか?
通常、ピルといえば避妊薬としてのイメージしかありませんが、実は低用量ピルはそれ以外にもいろいろな利点(副効用)があります。
・月経血量が減少することで、月経が軽くなることから月経困難症の治療になります
・月経前症候群(月経前緊張症)といわれる月経前の精神症状や身体症状などの体調不良に対して有効です
・月経不順が直る
・卵巣の病気を減少させるといわれている
・子宮筋腫や子宮内膜症の治療薬として利用される
・にきびや多毛の改善効果
など、意外と思われるほどの効用があります。
日本では、ピルは「体に悪い」「怖い」という先入観をお持ちの方が多くまだまだ抵抗感があります。
しかし、低用量ピルは保険診療では自費となってしまいますが、低用量ピルを上手に利用することで今までの悩みを解決することが可能となります。
当クリニックでは、低用量ピルについて経験豊富な専門医が、ピルに対する疑問にお答えするほか、ピルの上手な利用法を提案いたします。
低用量ピルを内服すると太るって聞いたんですが?
ピルを飲んで太るというのは、以前にピルとして使用されていたホルモン含有量が多い薬でのことです。現在使用されている低用量ピルではほとんどそのようなことがありません。
ただ、低用量ピルの直接の作用ではありませんが、月経痛が軽くなるために、本来月経中に下腹部痛により食欲が落ち込むために摂取カロリーが制限されていたのが、月経痛が軽くなるため、食欲が増すための二次的な効果で体重が増加することがあるみたいです。
低用量ピルを長期に内服しても大丈夫位でしょうか?
低用量ピルを飲むにあたって、血栓が出来易い体質の方など一部の人を除いて、長期に内服することは可能です。
ただ、当クリニックでは、ピルを内服される方に定期的に検診を実施していますので、安心して来院してください。
低用量ピルで21錠タイプと28錠タイプの違いを教えてください。
21錠タイプは21錠すべてに女性ホルモンが含まれています。3週間毎日1日1錠を内服し、その後7日間は休薬期間をおいて、8日目から次の新しいシートの錠剤を内服してゆきます。
28錠タイプは、最初の21錠はホルモンが含まれており、残りの7錠はホルモンが含まれていません。1シートを飲み終えると、休薬期間をおかずに次に新しいシートの錠剤の服用を開始いたします。
こうすることで飲み忘れがないようにしているのが28日タイプです。お好みに合わせていただいたらよいと思います。

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不妊治療・検査について

結婚して2年ですがなかなか妊娠に至りません。不妊外来に行きたいのですがどうしたら良いですか?
不妊治療は女性だけでなく、夫婦そろって治してゆくようにした方が効率的です。
最近では、不妊のの原因のほぼ半分が男性要因ともいわれております。
不妊外来を受診するにあたり、特別な用意は要りません。ただ、基礎体温を測定しておられるなら、表またはスマホを持参していただけたら、すぐに評価できますのでありがたいです。
また、基礎体温がまだの方は基礎体温表につけることをお勧めします。
基礎体温をつけることでで、単に月経周期だけではわからなかったあなたの体の状態、例えば排卵の有無、高温相の長短などのある程度の評価ができるためスムーズに治療にはいってゆくことができます。
あとは、先生と相談されながらどういう計画で不妊の検査や治療をしてゆくかを決めていってください。
当クリニックでも不妊外来を設けており、タイミング妊娠から人工授精まで実施しております。院長は研修医の時から不妊外来を担当するなど、豊富な経験と知識により皆様が無事に妊娠にいたるように努力してまいります。
どうか、お気軽に来院なさってください。
貴院ではどのような治療をしていただけるのでしょうか?
当クリニックでは、まず患者様の状態を正確に判断するため基礎体温や卵巣機能評価など基本的な検査を行います。
その上で、いきなり排卵誘発剤やホルモン剤を使用するのでなく、漢方治療を原則としてまず全身の状態を整える治療をしてゆきます。その間に基礎体温や超音波検査による卵胞の発育など経時的な変化が把握できますので、総合的な治療へと進んでゆきます。
最近もありましたが、無月経といわれていきなり他院でホルモン剤を投与されるも反応せずに、私のところに紹介され漢方薬でじっくりと治療した結果、自然に月経周期が戻った女性がいます。最初は、「ホルモン剤で生理が来ないのに漢方でくるわけない」と疑っていたということです。
もちろん、不妊治療としてはタイミング妊娠の指導から人工授精まで実施いたします。体外受精等患者様の状態によっては、他の専門施設に御紹介しております。
また男性不妊に対しては、精液検査を実施しております。自費ですが、特殊なカウンターを設置しておりますのですぐに結果が判明します。ただ、検査要領がありますので、該当の方には外来にて説明していただきます。
初診で受診したら、いくらくらいかかりますか?
厚生労働省が定めた診療報酬に沿って点数計算いたしますので、どのような検査を実施するのかで金額が異なってきます。
まずは超音波検査、膣分泌物検査、クラミジア検査など基本的な検査を実施。また、卵巣・甲状腺などのホルモン評価を採血にて実施してゆきます。おおよそ8000円前後くらいになると思われます。

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子宮内膜症について

子宮内膜症とはどのような病気ですか?
子宮内膜症(endometriosis)とは、子宮内膜あるいはそれに類似する組織が子宮内腔以外の部位(例えば卵巣、子宮体部筋層、腹膜など)に発生し増殖する疾患です。
病理学的には良性ですが、増殖・浸潤し周囲組織と癒着を起こす奇妙な疾患です。
子宮体部筋層に発生する内性子宮内膜症と、子宮外に発生する外性子宮内膜症に分類されますが、その発生の仕組みや症状が異なることから内性子宮内膜症を特に子宮腺筋症と呼んでいます。
本症は生殖年齢層に好発し、エストロゲンの分泌が低下する40歳代後半から発生頻度は減少してゆきます。


子宮内膜症の3大症状としては
・月経痛
・骨盤痛
・不妊症
が言われています。
子宮腺筋症では、月経血量が多くなったり月経困難症がひどくなったりしますし、卵巣に発生すると卵巣嚢腫(チョコレート嚢腫)と呼ばれ、下腹部痛の原因になったりします。
子宮内膜症は再発し易いのですか?
子宮内膜症は女性ホルモンの影響を受けて増殖してゆきます。
ですから、一時的に生理を止めるような治療(偽閉経療法)やピルを使用する治療(偽妊娠療法)を実施したとしても、治療を終了してホルモンの分泌状態が元のように回復すると、再び残存した子宮内膜症病変が増殖したり出血を繰り返すようになり、再び病変が拡大し悪化することが予想されます。
このような理由から、子宮内膜症は再発を繰り返しやすい疾患といえるでしょう。
チョコレート嚢胞と言われたのですが・・・
卵巣に異所性の子宮内膜組織が存在すると、ホルモンの周期的な影響を受けることで子宮内で起こるのと同様の変化が起きます。
この血液が卵巣内に貯留し、次第に卵巣内の貯留する出血は増量していくことになります。
貯留する出血が新しいと赤茶色ですが、時間が経過すると茶色に変色し、見かけ上チョコレートを溶かしたみたいになります。これがチョコレート嚢胞という名称の由来です。
今までは、チョコレート嚢胞は良性だからという理由で温存されることが多かったのですが、最近の遺伝子レベルの研究では、チョコレート嚢胞の悪性化が問題視されています。
チョコレート嚢胞の癌化する確立は0.7-0.8%といわれております


ですから、年齢的に中年移行で概して5cmを超えるチョコレート嚢胞や増大傾向のあるものでは、手術を考慮する必要がある場合があります。

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子宮筋腫について

閉経後は子宮筋腫は小さくなるときいたのですが?
子宮筋腫は最近の研究で、子宮筋腫細胞の増殖には従来言われていたエストロゲンのみならずプロゲステロンの作用も深く関与していることがわかってきました。
その意味からすると、閉経後にはエストロゲン・プロゲステロンの2つの性ステロイドが減少するために増殖要因は低くなると考えられ、通常では子宮筋腫の縮小が期待できます。ただ縮小する人の割合は約1/3と言われており、意外と低いのです。
しかし、良性の子宮筋腫でありながら閉経後に増大するケースもあり、定期的に超音波検査やMRI検査にて診ていただいた方がよいと思われます。
子宮筋腫を指摘されたのですが、妊娠への影響は?
子宮筋腫の大きさ、発生部位、子宮の内腔偏位の有無などで妊娠への影響が大きく変わってきます。
また、子宮筋腫核出術がどれだけ適応になり妊娠率の向上につながるのかなどは個人の状態で大きく異なります。
まず現在どういう状態であるのかなど、十分に説明をお聞きになってください。
もちろん、子宮筋腫合併妊娠については、一般的に流産や早産、また子宮内胎児発育遅延などの合併症が言われていますが、子宮筋腫と胎盤の付着部位の関係でも子宮筋腫の妊娠への影響の度合いが違ってきます。
心配であればセカンドオピニオンを積極的に活用していただいた方がよいと思います。
子宮筋腫をされ手術を勧められたのですが、手術せずに治す方法はないでしょうか?
子宮筋腫は性成熟期女性の20~40%にあるといわれており、産婦人科では日常的に遭遇する疾患です。
手術を勧められたとのことですが、あなたの年齢、子宮筋腫の大きさや発生部位、また超音波検査、MRI検査等の評価がどのようなものであったかで手術の必要度が決まってくると思います。
医師から手術を勧められたといことは、何らかの医学的適応があると思われますので、十分な説明を受けていただき今後の方針を決めていただければよいと思います。
最近では、保存的な治療として一時的な治療法ですが月経を薬で一定期間止めてしまう治療や子宮動脈の血流を特殊な物質で遮断してしまう子宮動脈塞栓術、また腹壁外から超音波を照射して筋腫核だけを焼灼する超音波集束療法などがあります。
それぞれの治療法にはメリット・デメリットがあります。
今後の方針は、よく先生と相談してインフォームド・チョイスをされたらよいと思います。ただ、子宮動脈塞栓術や超音波集束療法は限られた施設でないと実施できませんので、これに関しても先生と相談してください。

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卵巣嚢腫について

卵巣嚢腫とはどうようなものなのですか?
卵巣は、子宮の両側に1つずつあり、大きさは成人女性では親指くらいの大きさです。
この卵巣では女性ホルモンを分泌したり排卵したと女性の性周期を司っている臓器です。
このように卵巣は非常に活発に細胞分裂を起こしていますので、最も腫瘍ができやすい臓器で、実に多種多様な腫瘍が発生します。
卵巣にできる腫瘍には良性と悪性、そしてそのどちらにも属さない境界悪性(中間群)があり、9割は良性です。
良性腫瘍を卵巣嚢腫とよび「卵巣に液状成分が溜まって腫れている状態のこと」いいます。また悪性を卵巣がんと呼びます。
厳密には、ホルモンなどの影響により発生した非腫瘍性病変も液状成分が溜まって嚢胞状を呈することから、嚢胞cystと呼ばれています。
これに対して、腫瘍性病変では細胞の腫瘍性増殖が認められ、内容物はこの腫瘍細胞から分泌された液状成分であるという異なった点から嚢腫cystic tumorと呼んでいます。
ところが、一般的には卵巣嚢腫とは卵巣にできる非腫瘍性病変と良性の腫瘍をあわせた嚢胞性腫瘤全般を指して使われることが多いのです。
それぞれの卵巣嚢腫については女性健康医学講座で解説しておりますので、こちらも参考にしてください。
妊娠初期ですが、卵巣が腫れていると言われたのですがどうしたらいいでしょうか?
妊娠初期の診察時に卵巣が腫れていると言われた場合、
・妊娠される前から腫瘍性に腫れていたもの
・妊娠の際に分泌されるホルモンの影響で嚢胞状に腫れたルテイン嚢胞と呼ばれるもの
の可能性があります。
実際には超音波検査でどのように画像として写っているかでもある程度推測できる場合もあります。

妊娠すると、将来胎盤を形成するようになる絨毛という組織からHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが分泌されます。尿での妊娠反応は実はこのホルモンを検出しているのです。
このホルモンは本来卵巣に形成された黄体を刺激してエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌を促進させます。
これらのホルモンの影響で、子宮内膜は受精卵が着床して発育しやすい環境が作られるのです。
このHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンが黄体を刺激しすぎると、黄体に液体が貯留して嚢胞を形成します。これをルテイン嚢胞(黄体嚢胞)と呼んでいます。
このHCG(ヒト絨毛性ゴナドトロピン)というホルモンは妊娠8~12週がピークで以後は分泌量も減少してゆきます。
そのことから、妊娠12~14週くらいまで経過観察して卵巣嚢腫の大きさの変化を調べ、その時期を越えても5cmを超えているようであれば、妊娠14~16週の胎盤の基本構築が出来上がるいわゆる安定期といわれる時期に手術をすることもあります。

以上のことから、今かかっておられる主治医に詳しく説明を聞いて方針をたてればあわてることはありません。
当クリニックでは、積極的にセカンド・オピニオンを受け入れておりますし、御心配であれば受診していただければ超音波検査等実施し、状況を説明させていただきます。

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漢方治療について

先生のクリニックでは漢方治療を実施されていますが、なぜ漢方主体に治療されているのですか?
漢方医学は、当クリニックでも行っている相補・代替医療や統合医療(ホリスティック医療)のなかで大きな役割を果たしています。
以前は、西洋薬と比べて根拠がないといわれていましたが、実は最近ではいろいろと医学的な根拠が明らかになってきております。
漢方治療の目指す医療とは、「心身一如」!
これは当クリニックのメイン・コンセプトにもかかげているように、こころとからだの両面から、個人をまるごと把握してこころとからだのバランスを優しく整えてゆく全人的医療であります。
その意味からすると、漢方治療は女性のこころとからだにとっても優しい最適な治療法と考えます。
当クリニックの診察では、漢方治療を積極的に行っておりますので診察室では
★腹診・・お腹に触れることで異常を知るための診断法
★脈診・・手首の血管を触れて状態を把握する診断法
★舌診・・舌の状態をみてそのひとの異常を知る診断法
を随時行っております。
時間がかかりますが、あなたのこころとからだのバランスを診るのに大事な診察なのです。
昔から、治療することを「手当てする」といいますが、患者様の身体に手を当てて状態を把握してゆく診断法は、医療の本質であると考えています。
当クリニックでは積極的に漢方による治療を推進してゆきますので、お気軽に来院してください。
漢方薬はなぜ食前に内服するようになっているのでしょうか?
漢方薬の場合、吸収率を高めるために食前もしくは食間に内服するようになっています。
空腹時に漢方薬を内服すると、飲食物などの邪魔がない状態で腸まで到達し、そこで腸内細菌によって吸収されやすい状態になります。また、西洋薬とくらべて漢方薬のような天然物から作られた医薬品であるため、胃腸障害が少ないと考えられています。
ただ、臭いが強かったりして空腹時に内服できにくい場合は、食後に飲んでも問題ありません。
私は、食前にこだわらずにそのひとのリズムで内服すれば、それ一番その人に合っていると思っております。
妊娠中に漢方薬を飲んでも大丈夫ですか?
漢方の古典の一つである金匱要略の妊娠病編に「婦人妊娠常に当帰散を服するに宜し、之を主る」「妊娠胎を養うは白朮散、之を主る」との記述があることより、古来から漢方が妊娠中に使われてきました。
その中でも当帰芍薬散は子宮収縮抑制作用があり、安胎薬として妊娠中の諸症状に対して使われています。
実際、当帰芍薬散を内服した妊婦群と内服しなかった妊婦群で産科的異常の発生頻度を調べた調査では、内服群が優位に異常の発生頻度が少なかったとの報告もある程です。
ただ、なかには子宮収縮作用があると書いてある成分が含まれている漢方もありますので注意が必要ですので、妊娠初期などの場合には主治医と相談して使ってみるといいでしょう。

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女性泌尿器外来について

先生のクリニックは産婦人科ですが、尿失禁も治療していただけるのでしょうか?
実は尿失禁は30歳代の女性にも結構あるのです。また、最近、過活動膀胱という概念が一般に知られるようになり、膀胱炎も含めて尿失禁や過活動膀胱を出来るだけ治療することで女性のQOLが高まります。
しかし、泌尿器科は男性が多くつい行きにくく、そのままになってしまいがち。
そこで、当クリニックでは西洋薬に漢方をあわせて積極的に治療しております。
もっと早く来れば良かったといって、笑顔で変えられる患者様が沢山おられます。
30歳の女性ですが、咳をすると尿漏れするのですが?
重い荷物を持ったり咳やクシャミをした際に尿漏れを起こすことを尿失禁といい、あなたの場合は腹圧性尿失禁といいます。
尿失禁(尿漏れ)は高齢になってからと思っておられる方がたくさんおられると思いますが、実は尿失禁で悩む女性は20歳代や30歳代の若い女性から中高年にいたるまで大変多いのです。
あなたのような腹圧性尿失禁は尿失禁のなかで最も多く約70%を占めると言われています。
原因は構造的に女性は尿道が男性に比して短く直線的に走行していること、妊娠・出産により骨盤底筋が弱くなってしまったり、肥満や便秘であったりといろいろ考えられます。
まず、くよくよ悩まずに専門医に相談することです。ところが、泌尿器科は男性患者が多く恥ずかしいし、内科では真剣に取り合ってくれない。このことがよけいに医療機関に行きにくくしてしまっています。
当クリニックでは、まずゆっくりと問診してから、骨盤底筋体操の指導や漢方も含めた内服治療、さらに低周波での排尿筋や骨盤底筋に刺激を与えて機能を賦活化させる最新の治療法も導入しております。
どうか、お気軽に相談に来院なさってください。
膀胱炎を内科で治療しても、すぐに再発するのですが・・・
膀胱炎を起こす原因は、尿道が男性に比して短いとか、性行為との関連、日常的に尿を我慢してしまう、婦人科疾患の影響などたくさんあります。
原因を調べるためにも、専門医の診察をお受けなられることをお勧めいたします。
検査では尿を採取して顕微鏡検査で細菌、白血球、赤血球を確認したりして診断します。
治療は大抵の場合に抗生物質の内服となるのですが、抗生物質を内服すると細菌が消え尿の所見もすぐによくなるので治療が終わります。
ところが、抗生物質を1週間くらい内服しただけでは膀胱粘膜の炎症は依然残っており、すぐに再発してしまうのです
そのため、当クリニックでは猪苓湯などの漢方薬も併せて使用することで、膀胱炎を根本から治療するようにしております
子宮が下がってきているといわれたのですが・・・
お話からすると、子宮脱(子宮が膣より脱出してきている状態)と思われます。
治療法は、手術療法とペッサリー(子宮を押し上げておくためのリング状の器具)を膣の中に挿入・留置する方法があります。
そして、子宮脱の程度・排尿困難などの随伴症状・年齢・妊娠や出産暦などを総合的に判断して治療法を決めてゆきます。
当クリニックでは、手術を希望されない患者様にはペッサリーを使用することが多く、その日にすぐ処置が可能です。手術を希望される患者様は専門の医療機関にご紹介しております。

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更年期障害について

治療にホルモン剤を出来るだけ使いたくないのですが・・・
更年期障害の治療として、2,3年前まではホルモン補充療法が広く実施されていました。
しかし、2002年7月になり、アメリカでの大規模な調査で、このホルモン補充療法(hormone replacement therapy : HRT)の効果が一部ではありますが否定されました。リスクがメリットを越えためです。
この調査には元々いろいろな問題点が指摘されたおり、この結果がすぐに日本女性にあてはまるとは言いがたい状況です。
私は基本的にはホルモン補充療法は好きではありません。
日本女性はとりわけホルモン剤に対して敏感に反応しますので、当クリニックではよく説明して納得いただければ推奨されている方法でのホルモン補充療法を実施しますが、基本的な治療指針はまず漢方治療などを考慮しながら、ホルモン剤の適応を患者様と一緒に考えていきます。
どうか、ご安心なさってお気軽に受診してください。
先生のクリニックの更年期外来の特徴を教えてください。
当クリニックでは、女性のこころとからだにとっても優しい漢方治療を積極的に取り入れています。
そのため、舌を診させていただいたり(舌診)やお腹を見させていただいたり(腹診)させていただき、あなたのこころとからだの歪を理解し、よりよい漢方を処方するための診察をさせていただくことがあります。
もちろん、漢方だけではなく、ホルモン剤、自律神経調整剤やサプリメントやカウンセリングなど、全人的医療を目指して診療を進めてまいります。
いろんなことでお悩みのかたは、お気軽に受診なさってください。お話をされるだけでも、気持ちが楽になり症状が緩和されることを数多く経験しています。
火照りで悩んでいます。いつまで症状が続くか心配です。
更年期症状はかなり個人差があり、一概にはなかなか言えないのが実情です。更年期障害でみられる症状も多岐にわたり、なかには更年期症状だと思っていたら、実はほかの病気であったということもあります。

また、よく言われることですが
・バランスのとれた食事を心がける
・適度な運動をする
・自分の趣味や仕事など何かに打ち込めるものをもつ
など更年期症状を受け入れてあげ、自分なりに上手に付き合うように気持ちを変えていけば、気にならないくらいに軽減したり、精神的にもかなり楽になります。

悩めば悩むだけつらくなるのも、更年期症状の特徴です。
当クリニックでは更年期症状と上手につきあっていく方法を患者様とともに考えてゆきたいと思っています。
どうか、お気軽に受診してください。

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妊婦健診について

分娩は取り扱っていますか?
当クリニックでは、分娩そのものは扱っておりません。
妊娠30週頃まで検診し、入院施設のある病院を責任を持って紹介いたします。里帰り分娩の方にも最適です
淀川キリスト教病院や高槻病院・総合周産期母子医療センターでの勤務経験、また国立循環器病センター周産期科に半年国内留学の経験がある院長ですので、安心して妊婦健診を受けていただけます。

妊婦健診について教えてください。
分娩予定日が決まるまでは、1週から2週に一度の検診が必要です。それは、子宮外妊娠や流産などの妊娠初期での異常を早期に診断するためです。胎児心拍が確認され、分娩予定日が決まれば定期的な妊婦健診を受けていただきます。

★定期妊婦健診
分娩予定日決定後~妊娠22周まで・・4週に1回
妊娠22週~34週まで・・・2週に1回
もちろん、、異常がある場合や、指示があるときはこの限りではありません。

★妊婦健診の内容
母体:血圧、尿タンパク、尿糖、子宮底、浮腫、体重
胎児:心拍、大きさ

★超音波診断
院長は超音波診断においても卓越した技量を持っており、淀川キリスト教病院や高槻病院・総合周産期母子医療センターで活躍してきました。日常の妊婦健診では
・胎児の発育、予想体重
・胎児の位置
・性別判定
・臍帯動脈血流測定(場合により胎児の脳の中大脳動脈の血流測定も追加)
・羊水量の評価
など、できるだけの情報を得ることで母体と胎児の状態を把握していきます。

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プラセンタ療法について

プラセンタとは何のことですか?
プラセンタとは胎盤のことで、この胎盤から種々の有効成分を抽出したものがプラセンタエキスです。
古代中国では不老長寿の薬として秦の始皇帝が愛用していたとのことです。また、クレオパトラなども使用していたと言われています。
現在では、アンチエイジング(抗加齢)治療のひとつとして、広く使用されています。
美容(しみ、そばかす、にきび予防、皮膚の若返り効果)や腰痛症などに対して効果を発揮します。ただし、これらの症状改善に対しては保険適応にはなっておりません。
副作用は心配ないのですか?
当クリニックの使用しているプラセンタエキスは、臨床検査にてその安全性は確認されております。
また、製造過程において高圧蒸気滅菌されており、ウイルス検査や細菌検査などの実施により汚染のないことがわっかております。
また、副作用も臨床検査にて実証済ですし、ホルモン成分についてもエキスを製造する工程で完全に除去されていますので、一切含まれておりませんので安心・安全です。
ただ、特性生物由来製品ですので完全に未知のウイルス感染を否定出来ないのも事実ですので、同意書が必要なこと、また投与すると献血がでいないなどの制約がでてきます。
プラセンタ療法の効果はどのくらい持続しますか?
一度のプラセンタエキスの注射で、効果が3日から約1週間持続いたします。
即効性があり、疲労回復や滋養強壮だけでなく、美容効果にも効果を発揮いたします。
投与の間隔は、最初の2ヶ月ほどは週に1~2回、以後継続的に実施する際には、1~2週間に1回程度を目安していただければよいと思います。

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生活習慣病・栄養指導について

生活習慣病って内科じゃないの?
確かに、生活習慣病といえば高血圧や高脂血症など内科の疾患が対象となっています。
しかし、女性においてはホルモンの影響を考慮しなければならず、内科的な発想だけでは治療はできません。単にコレステロールを下げればいいという今までの治療ではいけないと考えています。
疫学調査では、女性ではコレステロールを下げすぎたため、余計に病気になりやすくなってくるという報告もあります。
院長は以前より高血圧や高脂血症の研究をしてきており、女性特有のホルモン環境から脂質代謝、特に閉経期前後の女性特有のホルモン環境と脂質代謝の特異性に注目し、以前より薬物療法とともに医薬品として承認されている不飽和脂肪酸のEPA製剤を臨床に応用しており、良好な効果を挙げています。
最近では海外でもEPAに関心が集まっており、学会でもEPAと心筋梗塞や脳梗塞との関連に関する報告が出てきています。最近ではEPAとDHAの合剤が新薬として保険収載されるなど、不飽和脂肪酸の効用が見直されてきています。
院長は不飽和脂肪酸の製剤がはじめて製品発売されてから20年以上もの間関わってきており、またイギリス留学での研究テーマも「不飽和脂肪酸の代謝と妊娠高血圧症の関与」でしたので、豊富な知識と臨床経験を持っておりますので、安心してご相談ください。
コレステロールが高いといわれましたが治療しないといけませんか?
コレステロールのほかにも中性脂肪やいわゆる善玉コレステロールがどれくらいの値なのか、またあなたの年齢が何歳なのかで違ってきます。
コレステロースを下げるとたしかに血管イベントと呼ばれる心筋梗塞や脳梗塞などの発症は抑制されますが、オーストリアの疫学調査(2004)では高齢女性ではコレステロールが高いとガンによる死亡が少ないとう報告もあります。
ですから、詳しい検査結果がナイト単に高いからと言ってなんでも下げればいいというものではありません。
当クリニックの院長も高脂血症を専門としておりますので、どうぞお気軽に受診なさってください。

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人工妊娠中絶手術について

人工妊娠中絶手術で何か気をつけなければならないことは?
当クリニックでは母体保護法という法律に基づいて、妊娠9週までの人工妊娠中絶を日帰り手術で行っております。
また、妊娠12週以降の中期中絶は行っておりません。
今の日本の法律では、人工妊娠中絶が可能な時期は妊娠満22週未満(21週6日まで)ですが、危険性も高くなってきます。
人工妊娠中絶手術に保険はききますか?
保険は適用されません。自費診療となります。
初診日当日に人工妊娠中絶手術が出来ますか?
初診日当日には手術はしておりません。
安全性を考慮して、検査を行い体調を整えてから行いますので、初診時に手術の日程を決めるようにいたします。
アレルギーがありますが大丈夫位でしょうか?
アレルギーや持病をお持ちの方、また現在治療されている疾患がおありの方、特に喘息の方は使用する薬が異なることがありますので、初診時必ず意思に相談してください。

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薬について

薬はどうやってもらえばいいのですか?
当クリニックでは、院外処方となっておりますので、処方箋をお渡しいたします。その処方箋を持って保険調剤薬局に行かれれば、そこでお薬がいただけます。
保険調剤薬局は自由に選べます。院外処方箋を受け付けている薬局では「処方箋受付」「保険調剤」などの表示がなされております。
ただし、その調剤薬局にすべての薬があるというわけではありませんので、その場合は薬剤師から処方医に連絡が入り同等の医薬品への変更をいたしますのでご安心ください。
尚、処方箋の有効期間は4日間ですので、それを過ぎて調剤薬局に行かれても受け付けてもらえません。
その場合には、その処方箋は無効ですので、再度処方箋を交付しなければなりません。また患者様自身の過失により紛失してしまった場合も再交付が必要です。
しかし、これらの場合には再交付に係わる費用が発生し患者様の負担となりますので、できるだけ速やかにお薬をいただいて指示に従って使用してください。
ジェネリック医薬品はどんな薬なの?
新しく開発された薬(新薬)の特許が切れた後で、同じ成分・同じ効き目で製造・販売されている医薬品のことをいいます。
新薬開発には莫大な開発費用と臨床試験がかかります。
しかしジェネリック医薬品の開発は、有効成分の特許が切れた新薬についての調査をしてから製剤化し、品質や新薬との同等性を評価して基準を満たせば厚生労働省が製造認可することとなります。そのため開発コストが大幅に抑えられるため、その分お薬代負担を軽くすることができます。
ただし、すべての薬にジュネリック医薬品があるわけではありませんのでご注意ください。
ジェネリック医薬品の品質はどうなんですか?
医薬品は、患者様が使用するためのものですから、その有効性や安全性については薬事法によって厳しく規定されています。
新薬もジェネリック医薬品も同じ規則の中で開発・製造・販売されており、品質に違いがあるというわけではありません。
どうすれば処方してもらえるの?
当クリニックでは、処方箋を発行する際に、ジェネリック医薬品での変更が自由に行えるようにしております。
患者様が処方箋をお持ちいただいた調剤薬局の薬剤師と相談されて決めていただけれるようになっておりますので、どうかご理解の程よろしくお願い申し上げます。

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